Command at Sea, 4th edition, 2nd printing (Japanese Language)

Command at Sea（CaS）は、第二次世界大戦の戦術海戦をシミュレートすることができる、受賞歴のある

海空戦システムルールセットです。この海空戦システムは、ほぼすべての第二次世界大戦の海戦を正確かつ一貫した結果でシミュレートすることができます。勝利はプレイヤーの戦術や計画、および指揮下の艦船や装備に大きく依存します。

Casは、シンプルで追いやすいシステムルールになっており、技術的および歴史的な正確さを強調し、ゲーム内のアクションを迅速かつ楽しいものになっています。戦闘解決はプレイヤーが戦いに集中し、ルールの機構に気を取られないようにするため、最低限のダイスロール判定の哲学を基に構築されています。

Command at Seaでは、プレイヤーは第二次世界大戦中の海戦で艦隊や戦闘群の指揮官が下すべき決断の

種類を体験することができます。勝利は、適切な時に正しい決断を下すことに依存します。CaSは単なる

ゲーム以上のもので、正確なシミュレーションです。CaSの核心を形成するモデルは、歴史的な技術デー

タと広範な作戦分析に基づいています。実際の戦闘で成功した戦術もCaSで機能します。

Cas ゲームシステムのいくつかの重要なポイントは以下の通りです。

・詳細でありながらシンプルな砲術ルール。

・先導角度ソルバーを含む洗練された魚雷システムルール。

・魚雷防御システムを含む正確な装甲モデル

・火災や浸水が及ぼす重大な損害を表現する損害結果。

・史実に基づいたセンサー類（レーダー、HFDF、ソナー、視覚的視認）のモデリング。

・大規模な航空戦を迅速に解決する革新的な航空戦ルール。

・爆雷攻撃を行うための独自のシステムと方法。

・ゲーム内の判定に使用される幾つかの数学モデルと歴史的背景を説明するサイドバーコラム。

Command at Sea が制作されたねらいは、第二次世界大戦の海戦をできるだけエキサイティングにかつ、スームーズに進行させるものでしたが、歴史的な正確さを損なうことなく、ゲームの戦術的な『感触』を保つことに重点を置かれました。私達はそれを十分に実現できたと信じていますが、どれだけ目標を達成できたかは、プレイヤーが実際にプレイすることで判断していただきたいと考えます。

この Command At Sea 第４版は、衝突損害、砲撃の過集中、砲撃のための照明、及び近距離砲撃を含む、2017年10月に出版されたThe NAVAL STREP 第53号に掲載されたルール変更の内容を盛り込み更新されています